千葉県野田市のたか接骨院梅郷院、
院長の深田と申します。
当院には、産後骨盤矯正のママさんが多く
ご来院されます。
ベビーカーをベッドの隣まで置くことも可能ですし、
キッズスペースも完備しています。
また子育て経験豊富な女性スタッフが施術中、
バウンサーや抱っこ紐等でお預かりすることもできます。
お子様が泣いてしまうことが心配な場合でも
ご安心ください!
今回、産前産後の腰痛の原因についてお話しします。
出産するために身体は10カ月かけて
変化をしています。
妊娠期(マタニティ)の78.9%(※引用元①)では、
腰痛に悩んでいると言われています。
なぜ産前産後の腰痛はなぜ起こるのか?
①妊娠初期
②妊娠後期
③出産後
に分けて説明します。
①妊娠初期
妊娠初期からリラキシンというホルモンが多く分泌されます。
出産のために骨盤周りの靭帯を緩める作用があります。
骨盤周りの関節が不安定になり、
それを支えるために周辺の筋肉へ大きな負担がかかる
ことで腰痛が起こりやすくなります。
②妊娠後期
赤ちゃんの成長と共に、
妊婦自身の体重の変化も起こります。
お腹の重さの影響により体の重心が前方へいきやすく
なり、お腹を突き出した姿勢になります。
妊娠前の姿勢と異なるため、腰痛や背中、足の付け根、
首肩こりなどの痛みも引き起こすことがあります。
③産後の腰痛
出産時にホルモンの分泌が最大となり、
骨盤を繋ぐ靭帯や軟骨は最も柔らかくなり骨盤が
不安定な状態となります。
出産後は、赤ちゃんの抱っこやおむつ交換などの
前かがみの姿勢になることが増えるために
筋緊張や疲労の蓄積、腰痛が起こりやすくなります。
その他にも睡眠不足、ストレスなども影響を受けます。
まとめ
妊娠期(マタニティ)の初期は、ホルモンの影響、後期は体型の変化、
出産後は、ホルモン、骨盤、育児の影響を大きく受けることで
腰痛が起こりやすくなります。
当院では、この腰痛のメカニズムを理解したうえで
産後骨盤矯正を行います。
次回、産後骨盤矯正についてお伝えしようと思います。
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205563396736
引用元:妊婦および褥婦における腰痛の実態調査/公益社団法人 日本理学療法士協会